2011年 01月 15日
見えない社名 |
年明け初の現場が先週6日からスタート。
会社の看板(たれ幕)も新しくした。
しかし、どの角度から見ても社名のところが
見えない。
しまった・・・現場にもよるので横バージョンも
作っておくべきだった。
こちらの現場は屋根・外壁
塗装工事に合わせて外壁の
一部を石貼りにデザインしている。
サンプルの石をたくさん
見て最終的に乱形にした。
外壁はセラミック素材で呼吸をする
壁なので塗料も厳選し、アステックの
呼吸するものを選んでみた。
寒い季節なのでインターバルも
しっかり取るため工期が通常より
少し長くかかりそうだ。
話は変わり今、何かと話題になっている
クーポンの共同購入で昨年、何枚か
購入したので先日、家族で初めて、
ある中国料理のお店に行ってみた。
それは通常5000円が半額の
2500円になるというコース料理だ。
お店に入る前から気になることが
あった。営業中なのに店の前や
入口が暗く活気がない。
中華といえば、店の入口上の換気扇
ダクトの噴出し口から厨房で作る
料理の熱風が、どんどん出ていると
いうのが私の勝手なイメージだが
熱風どころか風すら出ていない。
テンションはいきなりマイナス50
ガラス越に中を覗いてみると客らしき
影は見えない。普通なら絶対入らない
店だ。しかし無情にもクーポンの決済は
昨年済んでいる。
意を決して店に突入。
するとレジカウンターの中に店員が
3人くらいで何かを観ているではないか。
TVの音がかなり大きく聞こえる。
レジ係専用のTVがあるらしい。
予約して行ったので彼女たちは客が
来ることは知っているはずである。
でもTVはついたまま・・・
テンションマイナス90
100歩、譲ってもありえない光景だ。
しかしクーポンは決済済み。
店員の一人が奥に案内してくれるが
鉄の下駄でも履かされているかのごとく
奥に向かう足は重たかった。
うなぎの寝床のような奥に長い店の
中間あたりに座らされた。やはり店には
客は1人もいない。(終わった)
しかしクーポンは決済済み。(涙)
飲み物からオーダー開始。暖房が
あまり効いていないため足元が異常に
寒い。酒でも飲んで早めに酔ぱらっいたい
気分だ。飲み物が手盆で出てきた。
店員の服のお腹の辺りが黒く汚れていた。なぜだ?
テンションマイナス500
飲み物のグラスは別に汚れている訳ではないが、
このグラスに口をつけるべきかためらう。
そのうちコース料理が始まった。
箸は割り箸ではなく家で使うような箸が店名を
印刷した箸袋に入っている。
この箸で食べるかと思うと心が折れる。
コースは前菜から始まり次は春巻きだ。
始めの1本は店員が実演で巻いて
見してくれる。もちろん素手だ。
10本ある爪の6本は確実に黒ずんでいた。
出来上がった春巻きをMy Wifeの皿に
置いたのでホッとした。
TVのボリュームは相変わらずで、足元の
冷たさは時間とともに限界が近づいてくる。
早く店を出たい気持ちが脳を支配すると
料理の味など関係なくなる。
しかし「怖いもの見たさ」という心理が働き
最後のデザートまで完食した。
「欲」なのである。
結果、5000円が2500円になったことで
飛びついた自分が悪い。
この判断と決断の甘さは大いに勉強に
なり、これ位のことで良かったと思えた。
店主の顔が見てみたかったが、ここまでひどいと
文句を一言も言わなくなる。
人間は直る可能性がある相手しか文句を
言わないものなのか?
残るクーポンはあと4つもある。
スタートの店が強烈すぎたので
あとの店は少しはマシかな。
帰宅の車内でMy Wifeが一つの
料理の味を誉めていた。あの劣悪な
環境下でちゃんと味わっていたことが
脅威である。見習うべきだ。
by heartfulhouse
| 2011-01-15 23:11