2008年 09月 30日
古材柱の存在感 |
先週、買い付けに行ってまだ10日も経っていないのに
とても懐かしく 「よう無事に来た」って感じがしました。
現在リノベーション中のマンションに古材柱を
部屋の中央に立てますが、よく曲がっているので
どの角度が面白いか現場で打ち合わせです。
レーザーを2台セットして取りを確認。
この柱に2方から建具が収まってきますので
戸の当る部分をカギ出すため、スミをを打つのに柱を
くるくる回しながらどこが最良か大工 山崎と工務 西村と
私で議論の末決定。面白いものになるでしょう。
戸当りのラインを出しノミ入れですが失敗は
許されません。でも大工が山崎ですから安心しています。
柱の長さは2,5mに切断して持ってあがりましたが
横に見ると なかなか存在感がありすぎます。
大きな倉庫で見たときと、部屋の中に入れたときとは
印象が違いますのでそれを計算に入れて買い付けを
しないと、失敗します。今回は元口を250近いものを
購入しましたがこれを立てると ちょうど良い大きさに
なると思います。なぜならば柱の真上がRC梁の
通りになりますので それを下から受ける形に仕上げ
たいと思い小さな柱ではカッコ悪いと感じたからです。
着手前の最終設計段階でオーナー様と
古材柱を使うお話をさせていただきその時からイメージを
決めていました。デザインパースのような感じで仕上げたいと
思います。家のシンボルになるでしょう。
by heartfulhouse
| 2008-09-30 21:59